まだ日本人の渡航が珍しかった60年代に日本を飛び出し、日本人女性として初めて、究極のパイロットライセンス、ATRを取得したカナダ在住のチヨコの物語。各ページの下部のリンクがなくなったら次章へどうぞ。


by eridonna
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信仰について

では、最後に、信仰についての、村上さんの言葉をいくつか追加しておきたいと思います。

「信仰について」

 あなたは宇宙、人間、あらゆる生物を創造されたもの、つまり創造主が存在すると思いますか。もし存在しないと思うなら、目に見える物象の世界はすべて偶然にできている、目的もなく、ただ生まれてきて死んでいく、を繰り返しているだけでしょうか。

 現在の天文学者の発見によれば、この地球の存在があまりに意図的で、ほんの一寸でも4つの基本の力が異なると、地球上の生物は死に絶えるとはっきり計算されています。
つまり、創造主はひとつの目的をもって計画的に宇宙をつくられた、そういう結論に達しているのです。

 私は自由に生きたい一心で狭い日本を飛び出して以来、14年、この段階でやっとすべてが神のおはからいであったことに気がつきました。つまり、なにごとも神のご許可なしではおこらないということです。
こんどは自分の自由意思を神にお返しすると同時に、これからの残りの一生は、キリストにあっての自由(free in Him)ということになります。
 若いときから型にはまった宗教に入らなかった私は、ここまで導いてくださった神の執行人である御子キリストを個人的に信じて、彼に従うことを決心したのが洗礼の意味でした。

 神を敬愛するのに、いろいろと人間がつくった宗教がありますが、聖書によると、心から神を信ずることと、宗教人になることは、意味が違うことです。
宗教家とはその宗教の定めたパターンに従うことです。神を信ずることは心の奥に、神を招じ入れること。
最初の人間アダムとイブが神にそむいて以来、万物創造主である神と人間の間の直接通信ができなくなりました。
 その子孫である我々は、地球上に一度来られ、33年余り過ごされ、すべての人類の罪を背負われて、十字架にかけられたキリストの死を信じ、受け入れたとき、初めて、神との平和が得られるのです。どんなに宗教家として向上しても、行いの正しい人でもキリストを直接受け入れないと、心の平和を得ることができません。

 特定の宗教ではなく、毎日聖書だけを頼りにざんげし、神をたたえ、そして祈りながら生活する。バイブルクリスチャンという表現がありますが、私はそれです。


「聖書について」

 理解しにくいことは本当で、ごく表面的な歴史的な意味、シンボリックな意味、そして深い精神的な意味の3通りがあります。そのなかのどこで理解するかは、各々の信仰の深さによります。若い時、私は自分の意志を通すのに忙しく、抵抗する暇もなく、宗教とは、弱い人がもつものと思っていました。力つきてはじめて自分も弱かった、と納得しました。
 聖書を全部理解するのは不可能です。海を飲むような大仕事です。過去、現在、未来の人類のすべてをひっくるめての体験と問題に対しての教え、とでもいいますか。ユダヤ人ではない我々、独身の私には当てはまらないところもあります。
 ジグソーパズルと同じで、全人類の通った生涯を一緒にまとめるとひとつの模様になるのですが、自分のまわりにある小さな模様が見える程度ではないでしょうか。

ヨハネ伝3章16句
神はその独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者がひとりも滅びないで永遠の命を得るためである。

ヨハネ伝3章3句
はっきりと言っておくが、人は新たに生まれなければ、神の王国を見ることはできない。

「真実について」(Spirit of Truth)
どんなに小さいと思われることでも、分析していくと、なにか固いものにぶつかる。それを愛し、辛抱強く追及していくと、根源にある真実につきあたる。それは神の一部であり、神から発するものであり、神ご自身である。

ヨハネ伝14章6句
イエスはおっしゃった。「私は道であり、真実であり、命である。何人も私を通らなければ、父なる神のもとに行くことはできない」

ヨハネ伝14章16句~17句
私(イエス)は父なる神に頼んでもう一人のヘルパー(助けとなるもの)をあなた方に送る。永遠にあなたたちとともにいるためである。それは真実のスピリットである。世の中はこのスピリットを受けいれることができない。しかしあなたがたはこのスピリットを知っている。あなた方の内にいるからである。

ヨハネ伝15章26句
父(神)の元からあなた方にヘルパーがつかわされるとき、それはSpirit of Truth (聖霊)、神なる父から発するもの、私(イエス)について証しをするものである。

ヨハネ14章26句
私(イエス)の名において、父(神)がつかわすへルパーは、あなたがたにすべてについて教え、私が話したことをすべて思い出させてくれる。


聖書を読んで、見て、私は理解したのです。何度も聞こえたあの小さな声は、ヘルパーの
Holy Spirit (聖霊)だということを。

神を限りなくたたえます。 Praise be to God forever

by Chiyoko Murakami
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# by eridonna | 2009-11-08 21:21 | あとがきにかえて